奮闘記11:入院の日々

入院初日

コロナの為、面会が出来ないと言われた。

その時は寂しく思ったが、夫もゆっくり出来るし良い機会だから大丈夫だと軽く考えていた。

入院の日々が始まった。

4人部屋に私より先につわりで入院していた方の2人だった。

初日の食事はほぼ何も食べられず、ベットに横になっていた。

テレビも携帯も見たくなくて、ここでもまた時間が過ぎるのをただただ待った。

看護師さん達は、とっても良い方達でこまめに様子を見に来てくれたり、お話を聞いてくれたり毎回優しい言葉をかけて下さった。それだけが救いだった。

食事も出来ず、なぜか嘔吐も多くなり、窓の外を眺めて過ごす日々。

夫に猫の写真や画像を送ってもらって気合いを入れる。

知らない人と2人きりの個室部屋。カーテンで仕切られてはいるが音や声や人の気配に私は敏感らしい事が分かった。精一杯音を出したり、迷惑をかけないように気を使い過ぎてしまう。疲れた。。。

1週間が経とうとしていた時、体調的には全く改善していなかったが寂しさとこの状況に耐えられないと思い退院を決意した。

体調がとても悪そうなのに退院していく私を看護師さん達はとても心配そうに見守ってくれていた。

1週間ぶりに夫の顔を見た時「あーーー会いたかった!やっと帰れる!!この顔!!」と泣きそうだった。

病院では、パンかフルーツしか食べていなかったがお昼時だったので、そのまま夫と病院の食堂に行きサンドイッチとカツ丼を少し食べた。夫とたーくさん話をして、気持ち悪かったけど、嬉しくて楽しかった。

家に帰って1週間ぶりに会った私を猫は知らない人だと思ったようで、仕切りに頭や体の匂いを嗅いで来た。

少し距離を置いて、私のことを見つめる私の愛しい猫。この1週間で夫と猫は『深い友情』を築いていた。

私は、夫と猫が大好きだ。

「もう絶対入院しないように水分補給頑張ってするぞ!」と心に決めた。

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