育児奮闘記!:8 恐ろしい胃痛

子育てをしている中で、私が結構悩まされたのが突如襲ずれる『胃痛』

変な物を食べたわけでもないのに朝起きると胃が痛くて動けなかったり、午前中は調子がよかったのに午後突然痛み出したりと原因不明だった。

ネットで調べると「赤ちゃんが産まれたことで生活が変わったストレス」「夜眠れないための疲れ」「体調があまりすぐれない事による体調不良」などなどが出てきた。

すべて当てはまるのであろうけど、肝心な解決法が書いていなかった。授乳中のため薬は飲めるのかわからないし、病院に行くのも胃が痛くて動けないし息子を連れて行くのは嫌だった。

胃が痛くても生活はつづくので、家事をしないといけないし、息子の授乳やおむつ替え等もあり考えるだけでまた胃が痛くなる。

辛くて涙が出た。胃が痛いとすべてが嫌になるのは私だけだろうか。つわりが終わってせっかくご飯が美味しく食べられるようになってきたのに食事をとることができない事も悲しかった。

どうにもこうにも、1.2か月毎日のように胃が痛かったので薬局で胃薬を買う事にした。

初めに行った薬局ではおばちゃんの薬剤師さんに「授乳中なら大根おろしとか食べて我慢した方がいいよ。」と言われ、「そっかー」と思い何も買わずに大根おろしで過ごした。でも、無理だった。胃が痛い事で家の事や息子の事が何もできない事にイライラして辛くて、息子を抱っこすることができない事も悲しくて。。。

姉に相談したら「薬飲まないで痛いの我慢してるより、薬飲んで元気になる方が体のためにも心のためにも息子や家族のためにもいいと思うよ」と言われて肩の荷が下りた気がした。

以前とは違う薬局に行って薬剤師さんに「授乳中でも飲める胃薬ありますか?」と聞くと「これなら大丈夫ですよ。」とセルベールを出してもらった。

「もしセルベールでも治らない場合はお医者様に行って診てもらった方がいいです。」と言われてとりあえず購入して帰った。

その次の日また胃が痛かったのでセルベールを飲むとスーッと胃が治った。それ以降セルベールはお守り代わりにいつも持参している。

中学生くらいからずっと胃腸が弱くて、母親も姉も胃腸が弱くて遺伝的なものかとも思うけど授乳が終わったら念のため胃カメラを飲む予定。

自分の体の事をしている暇なんてないから胃が痛い自分にイライラしていたけど、そのおかげで旦那さんが息子を見てくれて二人の距離が近くなったり、私も少し寝る時間が伸びて体を休める時間が出来たり、必死になっていた心にちょっとゆとりを作って周りに頼ることを思い出したり悪い事ばかりじゃなかったと今は思える。

胃が痛いのは本当に嫌だけど、母も人間。自分の事も大切にしないといけないなと改めて思いました。