育児奮闘記!:7 気持ちの浮き沈み↑↓

今回はちょっと脱線して、今の気持ちを書こうと思います。

ずっと欲しかった赤ちゃんが出来て、可愛い息子と暮らす毎日。幸せで楽しくて笑顔がこぼれる毎日。

それでも、気持ちが落ちるときがある。家族には「ホルモンバランスのせい」とか「産後のガルガル期」とか言われるけど、自分でもよくわからない。突然気持ちが落ち込んで涙が出そうになったり、ズンッ↓と落ち込んで体育座りしたくなったり、息子と二人きりでいることがとても怖くなったりする。

保育士として働いていた時も思っていたけど、一つの大切な命をお預かりして傍で見守ることは正直とても怖い事だと思う。

何か一つのミスで大惨事に成り兼ねないし、その危険といつも隣り合わせ。特に私が怖いのは午睡や寝ている時。息子と二人で夜寝室に行って寝かしつけするのが無性に怖くなることがある。私は幸運なことに旦那さんが在宅で仕事をしているので、そんなときは旦那さんと愛ネコに一緒に寝室に来てもらう。

赤ちゃんと暮らすことは幸せで楽しいけど、お母さんという存在だって人間なんだ。いつも笑顔で楽しくいるのは大変だ。

 

今はコロナであまり外出することもないので、ほかの赤ちゃんと会うこともほぼ無いけれど、私の保育士のお友達は自分の子どもと周りの子どもを比べてしまうと言っていた。自分の子どもがまだできない事を周りの子どもがどんどん出来ていることに不安を感じると相談を受けた。

まったく他のお子様と自分の子どもを比べない親はいないんじゃないだろうか。

今はSNSで自分の子どもと同じくらいのお子様を見ることは容易いだし、保育士だったらなお、保育園で預かっていたお子様たちと比べることもできる。

ただ、私は多少比べたとしてもそれを気にしない。

なぜなら、自分が人にされて一番いやなことが『比べられること』だから。自分がされたくないことを自分の大切な人にしたくない。

息子は今月で8か月。腰はすわっておらず、ずりばいはできるけどハイハイはまだ。成長の早いお子様は6か月くらいでハイハイしたり、腰の据わっているお子様もたくさんいる。そのことを話すと、旦那さんは腰が据わってないことやハイハイしないことを心配しているが、全く問題ないと私は思っている。

大人が人それぞれ違うように赤ちゃんだって人それぞれ。成長だったみんな違う。

私が預かっていた赤ちゃんで一人座りはできるけど、ハイハイや腹ばいは全くしないまま歩いたお子様もいた。腹ばいしないでハイハイをしたお子様もいた。

保育園でお預かりしているお子様の成長は周りのお子様からの刺激もあって早かったり、兄弟のいるお子様は成長が早かったりと外的要因も大切だと思う。

私は今のところ息子を保育園に入れるつもりはなく、幼稚園に入れようかと考えている。他のお子様との関りがなく、刺激が少ないのは正直気になるところだけど、でも今目の前にいる自分の息子の腰が据わっていなかろうが、ハイハイしなかろうが、ほかのお子様と比べて私が落ち込んだり心配している方が息子の心の成長に良くないと思う。

出来ない事に目を向けると、赤ちゃんだからたくさんあって当たり前。出来るようになった事に目を向けると山ほどある。

息子は歯がすでに4本ほぼ生えそろっているし、本当によく笑う。最近少しハイハイしようとしているそぶりが可愛い。

いつも育児に家事に自分の事を後回しにして頑張っているお母様たち。子どものことで頭もいっぱいで、体もいっぱいいっぱいだ。

時に悲しくなったり、落ち込んだり、悩んだり、辛くなったり、どこかが痛くなったり、ずーっと笑っていなくても良い。

そんな姿を子どもに見せたっていいと私は思う。

それが人間。お母さんの前に自分という一人の人間なんだから。頑張りたい気持ちと裏腹に頑張れない時があったって良い。

何が正解で何が不正解かなんて、子育てに絶対に正しい事はない。

息子とたくさん遊んであげたいけど、やらなきゃいけない家事やら仕事やらがあって遊んであげれないことにモヤモヤする時もある。

そんな時は、少しの間でも抱っこしてギューッてして、ニコニコの笑顔でお名前を呼んで大好きだよ。って伝える。

これからもずっと、一緒に。息子の幸せと健康を祈って、今日もあっという間に一日が終わる。